酒の肴に最適!海苔の美味しい食べ方

●海苔はお酒飲みの強い味方
海苔は海の野菜として、ご飯のお供やおにぎり、巻き寿司、薬味など、さまざまな料理に活用されています。そして、酒の肴に使われることも多いです。海苔は手軽に美味しく食べられる上に、たんぱく質や食物繊維、ビタミン・ミネラルなどがたっぷりと含まれており、お酒で疲れた体をいたわってくれるからです。

お酒を飲み過ぎると、気分が悪くなったり、二日酔いになったりすることがあります。その原因になるのが、アセトアルデヒドという毒性の物質です。アセトアルデヒドは、肝臓がアルコールを分解するときに生み出される物質です。アセトアルデヒドはその後、アセトアルデヒド脱水素酵素によって害のない酢酸へと分解され、体外へと排出されます。日本人は、アセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人が多く、アセトアルデヒドをうまく分解できないため、悪酔いや二日酔いを起こしやすいと言われています。

アセトアルデヒド脱水素酵素の働きを活性化させると、二日酔いなどのつらい症状を抑えることができます。そのために必要な栄養素が、たんぱく質なのです。海苔は栄養成分の40%がたんぱく質で構成されており、海の野菜でありながら、たんぱく質が豊富な食品です。海苔を肴にお酒を飲めばたんぱく質が補えるので、アセトアルデヒド脱水素酵素の働きが活性化して毒素を分解し、二日酔いになりにくいと考えられています。

●疲労回復の栄養素タウリンも豊富
たんぱく質だけではありません。海苔には、タウリンも豊富に含まれています。タウリンは牡蠣やあさり、たこなどの魚介類に多く含まれている物質で、疲労回復に効果があります。この他にも、悪玉コレステロールを減らして成人病を予防する、肝臓の働きを活性化させるなどの働きも注目されています。

●海苔の美味しい食べ方レシピ
ヘルシーな海苔を使って、とても簡単な酒の肴を作ってみませんか?

最も簡単なのは、チーズを焼き海苔に乗せたり、巻いたりしたおつまみです。プロセスチーズやスライスチーズ、カマンベールチーズ、クリームチーズなど、お好きなチーズを使ってください。包丁も火も使わない超簡単レシピです。ハムやキュウリの千切りをプラスするのもおすすめです。また、焼き海苔にピザ用のチーズを乗せ、500ワットのレンジで1分程度温めると、超簡単なピザ風おつまみになります。

和風のメニューでは、魚と組み合わせてみてください。鮪の刺身を適量のワサビ醤油に絡めて“漬け”にして海苔に乗せると、日本酒にピッタリの肴になります。ここに山芋の千切りをプラスすると、さらに本格的な味わいになるでしょう。

お酒の締めには、海苔のスープがおすすめです。小さじ1/2程度の鶏ガラスープの素、ちぎった焼き海苔(好みの量)、ネギの小口切り適量をマグカップに入れ、お湯を注ぐだけで即席の海苔スープが完成します。仕上げにごま油を数滴加え、煎りゴマを振りかけると、香ばしい韓国風のスープになります。

これらの海苔の美味しい食べ方をぜひお試しください。