日本の海苔の種類と韓国海苔との違い

日本の海苔の歴史はとても古く、海に囲まれた島国だからこそとれる海の作物です。海苔と聞くと、どれも同じように考えてしまうかもしれません。しかし、日本以外にも、韓国、中国、イギリスやニュージーランドで養殖されています。韓国では海苔の生産や消費が著しく、日本と同じぐらい、日常の食卓に海苔が並べられています。

日本の海苔の種類
海苔の種類は、養殖されている地域や海苔の品種で分けられています。アサクサノリ、スサビノリ、ナラワスサビノリなどが有名です。アサクサノリは現在、絶滅危惧種とも呼ばれているほどの貴重な海苔で、ほとんど手に入れることができません。もっぱら養殖海苔の主流はスサビノリと呼ばれる海苔で、固くて黒いのが特徴です。袋から出した時に、艶があってパリッとしているのはスサビノリの商品でしょう。

スサビノリは全国どこでも養殖できますが、特に有明海で取れる海苔は、太陽を浴びる支柱法と呼ばれる養殖方法で海苔を作っています。海苔の原料は全国各地であまり差がありませんが、その加工方法や収穫のタイミングなどで、品質に差がでてきます。特に「初摘み海苔」と呼ばれる、養殖後に初めて収穫する若い新芽の海苔は、味と香りが引き立つと言われています。これらは、漁師の目利きによってこだわって海苔が作られ、高級海苔として売られています。

韓国海苔の種類
現在、韓国海苔は、日本でも手軽に買うことができます。日本の海苔と違って、海苔の目が粗く、ごま油が塗られていて食欲をそそります。キンパと呼ばれる海苔巻きに使ったり、もみ砕いてサラダにかけたりなど、その使い方は様々です。海苔に塗られている油に、ごま油以外の油を使うこともあります。

韓国海苔の種類は日本ではあまり重要視されていませんが、海苔のメーカーや加工の仕方で分けられています。韓国海苔を作っている日本のメーカーもあるのです。海苔は日本でもとれますから、味付けを韓国風にして販売しているところも多いです。大判の海苔や一口サイズでおつまみとして食べられる海苔、ふりかけ用の海苔など、日本で手に入れられる韓国海苔の種類も豊富です。

韓国と日本の海苔はどう違う?
韓国の海苔は海苔の種類が違います。オニアマノリやイチマツノリという海苔は日本では岩海苔の一種とされ、摘み取ったものをそのままの形で加工されていますが、韓国ではこれを板状に成型しごま油と塩を加えています。

海苔板の形状は、韓国海苔は素材を生かして成型するため、サクサクとした歯ごたえと高級品でも目が粗く穴が開いています。日本の海苔は海藻をさらに細かくして紙をつくるように成型し艶がある黒い海苔が高級品とされています。

料理の用途も違います。日本ではパリッと感をひきだすような料理法が多く、湿気に注意して保管します。まいたり、細ぎりして色を楽しむようにして食べます。韓国では海藻そのものの食感を楽しめるような食べ方をします。味も家庭によってそれぞれ独自のものがあります。