生海苔と乾燥海苔の種類の違い
生海苔は、海で収穫されたそのものを指します。生海苔は11月中旬頃から3月頃まで採れ、この期間が旬と言われています。その中でも、特に2月~3月に採れる生海苔は歯ごたえがあって、香りも良いのでおいしいと言われています。
生海苔はなかなか市場には出回らないので、そうそう食べることはできないのですが、漁港の直売所などで販売されています。海水に浸かっているので真水で軽く洗い、水気をしっかり切れば、そのまま食べられます。白いご飯にも合いますし、豆腐にのせて食べてもおいしいです。また、みそ汁に入れても、香りが良くておいしく食べられます。
乾燥海苔は、生海苔を板状に成形したものです。紙をすくように、板状にしています。昔は、この乾燥海苔を食べる前に火で炙って食べていました。直前に火で炙ることで、磯の香りが立ち、おいしく食べられるのです。
乾燥海苔は海苔問屋でしか手に入らないのですが、本当の海苔好きの人は海苔問屋から乾燥海苔を買い、食べる直前に火で炙って食べているようです。
焼き海苔と味付け海苔の種類の違い
焼き海苔は、乾燥海苔をさらに乾燥させて焼き、パリッとさせたものです。おにぎりに巻いたり、しょうゆを少し付けて白いご飯を巻いて食べたりするのによく使われています。
卓上用にカットされていない、大きめの焼き海苔がありますが、これで巻き寿司を作ろうとすると、パリパリなので海苔が割れてしまいます。巻き寿司などの寿司に使う場合は、巻き寿司用の海苔を使うことをおすすめします。
巻き寿司用の海苔は、乾燥海苔を1回だけ中高温で火入れしたもので、焼き海苔のようにパリパリしていないのです。そのため、巻いても割れにくくなっています。
味付け海苔は、旅館の朝ご飯では定番です。焼き海苔に甘辛い味を付けたもので、白いご飯にぴったりです。おにぎりに巻く海苔は焼き海苔派と味付け海苔派に分かれますが、子どもにダントツ人気なのは味付け海苔でしょう。焼き海苔の味がわかるのは、もう少し大人になってからなのかもしれません。
青のりは他と違う海苔の種類
お好み焼きやたこ焼き、焼きそばに欠かせないのが青のりです。青のりは、乾燥海苔などとは違う種類の海苔を使って作られています。乾燥海苔ではアマノリという海苔の種類が使われていますが、青のりはアオノリという海藻を乾燥させて作ったものなのです。
これを粉末にしたものを振りかけて使います。鮮やかな緑色が特徴で、香りも独特のものがあります。粉末状にする前の状態で販売されていることもあり、これは汁物に入れたり、天ぷらにしたりして食べられています。
海苔といっても、加工方法によってさまざまな種類に分けることができます。どの海苔も、一つの海苔から作られていると思われていた人も多いでしょう。しかし、海苔の種類には様々あり、いずれも自分たちの口に入るまでに、多くの時間と手間がかけられているのです。
