海苔の栄養素と旨味成分は?1日何枚食べるのがいい?

海苔の栄養素は豊富!
海苔の栄養素はたくさんあり、とても健康に良い食品と言えます。

海苔に豊富に含まれる栄養素として、ビタミン類を挙げることができます。ビタミンCやビタミンB1、B2の他、ビタミンEα‐トコフェロール、ビタミンAが含まれています。

ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素で、ビタミンB1は糖質の代謝に必要です。ビタミンB2は、特に脂質の代謝を助けます。ビタミンEα‐トコフェロールには抗酸化作用がありますし、ビタミンAは肌の健康に役立ち、粘膜にも働きかけて、体を細菌から守ってくれます。

海苔の栄養素には、鉄分もあります。鉄分は貧血の予防になり、髪や肌のダメージを回復するのにも役立ちます。

また、海苔は3分の1が食物繊維です。食物繊維には、便秘を改善したり、血糖値が上がるのを抑えたり、コレステロールの濃度を下げる働きがあります。海苔の食物繊維はやわらかいので、胃や腸に優しい食物繊維です。穏やかな整腸作用を期待できます。

海苔には、カルシウムも含まれています。カルシウムは、歯や骨を強くするのに必要です。筋肉の収縮を助ける作用もあります。

海苔は、タンパク質の含有量も多い食品です。私たちの体の中にある細胞は、自己増殖し、新陳代謝を行い、内部環境を調整する働きをしていますが、タンパク質は細胞が正常に機能するのに欠かせません。また、9種類の必須アミノ酸をすべて含んでいるので、海苔のタンパク質は良質のタンパク質と言えます。

海苔に含まれるカリウムは、細胞の浸透圧のバランスを保ち、心臓や筋肉の働きを調節する働きがあります。カリウムには、血圧を下げる作用もあります。

海苔は毎日どれくらい食べるといい?
海苔にはヨウ素というミネラルが含まれていますが、ヨウ素をたくさん摂りすぎると、甲状腺機能低下症になるリスクがあります。それで、海苔の食べ過ぎは良くないと言われています。ただし、海苔に含まれているヨウ素はそれほど多くないので、1日に何十枚も食べるのでなければ、過剰摂取にはなりません。他の栄養素のことも考えると、海苔は1日に2~3枚食べるのが良いとされています。

味付け海苔や韓国海苔などは、食べすぎると塩分の摂取が多くなったり、カロリーが高くなったりするので、その点は気をつけてください。

海苔の旨味成分
海苔には、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸という旨味成分が含まれています。自然の食品の中で、この3種類の旨味成分が含まれているのは、海苔だけだと言われています。

グルタミン酸は昆布やトマト、ブロッコリー、チーズなどに、イノシン酸はカツオ、サバ、豚肉などに含まれています。グアニル酸が含まれているのは、干しシイタケやドライトマトなどです。

旨味成分は、2種類以上含まれていると、1種類の場合よりも旨味が増します。ですから、3種類の旨味成分が含まれている海苔は、他の食品には無い旨味を味わえる食品と言えるでしょう。